新 野草ブログ

11月17日はカンランの様子を見に行ってみました。昨年咲いたので今年はお休みだろうと思っていて ほんの様子見のつもりでしたが、思いがけず開花していてびっくり。しかも4本立ちで既に満開状態でした。翌日ネットに掲載した方がいたので大勢の人が見に入っているようです。

↓　カンラン


↓　20日に再訪しました。

閑話休題　
山と渓谷社の「ヤマケイ フラワーカレンダー2025」に今年も私の作品を採用して頂けました。しかも今年は３点も！　そして更に「日本花紀行」にも ‼　日本花紀行はA4サイズで１か月につき１枚の画像ですので1/12の狭き門です。まさか私の作品が選ばれるなんて思ってもいなかったので感激でした。

↓　ヤマケイ フラワーカレンダー2025 表紙（私の作品ではありません）


↓　フラワーカレンダー 1月に掲載の作品


↓　フラワーカレンダー 1月(13～19日）に掲載の作品


↓　フラワーカレンダー 10月(13～19日）に掲載の作品


↓　日本花紀行　表紙（私の作品ではありません）


↓　日本花紀行　裏表紙


↓　10月ページに採用して頂いた作品

10月19日には白花のアケボノシュスランを見て来ました。大雨でかなりの株が流出してしまいましたが、少なくなって花がよく見えるようになりましたので撮影にはかえって良かったような（汗）
これで年内に見られるランは殆ど終わりです。花が無くなってしまう真冬までの間はラン以外の花を見に行って来年のシーズンを待つことにしましょう。

↓　アケボノシュスラン白花

9月14日に隣県のカゲロウランを見て来ましたが、地元のものは開花が遅れてなかなか咲いてくれませんでした。10月11日にやっと2株開花を確認、その後10月20日に出掛けてやっと最後の1株が開花しました。終盤の1株もありました。途中2株ほど開花したようですが見逃しました。まとめての掲載です。

↓　カゲロウラン　10月11日開花




↓　カゲロウラン　10月20日

10月14・15日と連続でアキザキヤツシロランを見て来ました。
クロヤツシロランと同じく開花が安定せず、見頃を読めなくて苦労しましたが、この２日間ではまずまずの開花を見る事が出来ました。

↓　アキザキヤツシロラン（緑花）




↓　アキザキヤツシロラン（普通色）




↓　ショウジョウバエがせっせと受粉のお手伝いをしています。
　（右下のショウジョウバエは背中に花粉塊をくっつけています）

ミドリクロヤツシロラン　Gastrodia pubilabiata f. viridis
は2022年にクロヤツシロランの新品種として発表されました。花，子房，蒴果や花柄上部が濃緑色である点で， これらが黒褐色であるクロヤツシロランと区別できます。
新品種として発表されてから発見地の愛知県豊橋市では一目見ようと大勢の人が押し掛けるようになって踏み荒らされたり、研究者の標本持ち帰りなどにより激減しているのが気掛かりなところです。
今年、私が確認できたのは10株にも満たない数ですが、開花を確認出来て良かったです。

↓　ミドリクロヤツシロラン（10/11)


↓　ミドリクロヤツシロラン(10/14)


↓　ミドリクロヤツシロラン(10/18)




↓　ミドリクロヤツシロラン（10/19）